2024-絵の具-解説
- 考案国:フィンランド
- 正解
- 説明
- それぞれの色の総面積を観察すると,次のことが分かります。緑色が最も多く使われていて,次に青,茶色,そしてほぼ同じ量の黄色とピンクが使われている。また,各色について,総面積はその色のチューブから使用された絵の具の量と一致しているはずです。
- Bは緑よりも青を多く使用しています。Cは青と緑をほぼ同じ量使用しています。どちらの選択肢も,絵の中の青と緑の量がチューブに残っている青と緑の量と一致しないため,正しくありません。
- AとDのどちらかを選ぶことになります。茶色のチューブに残っている塗料の量は,ピンクのチューブよりもはるかに少なくなっています。Aでは,茶色が少なくピンクが多いですが,これは絵の具チューブの残量と一致しません。画像では茶色を多く,ピンクを少なく使用する必要があります。したがって,Dが正解です。
- 実際のコンピュータでは
- この問題では,色を調べていくことで画像を特定しました。そのとき,次のようなことを考えたと思います。どの色が現れているのか?,どの色が最も頻繁に使われているのか?,どの色があまり使われていないのか?,ある色が別の色より多く使われているのか? そして,これらのデータを使って,画像内のいろいろな部分を観察し,部分の大きさを測ったりして,画像を割り出したと思います。このような解析はコンピュータプログラムによって自動的に行うことも可能です。
- 例えば,スマートフォンに保存されている写真を探す際に,コンピュータプログラムが役立ちます。色を調べることで,写真の上部に多くの青色があり,下部に多くの緑色がある風景写真と,人物写真を区別できます。また,衛星写真の色を解析することで,コンピュータは地域の建物の密度や,自然保護区で違法な森林伐採が行われたかどうかを判定することができます。画像を自動的に解析するこの分野は「コンピュータビジョン」とも呼ばれています。

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