2023-逆ポーランド記法-解説

  • 考案国:オランダ
  • 正解
    • auto_6bCDtl.14.17.png
  • 説明
    • A 1 + は次のように表現されます。 auto_q5h5V7.14.31.png.
      B 2 + は次のように表現されます。 auto_LiYVWp.14.53.png.
      A 1 + B 2 + * は次のように表現されます auto_rULljA.15.00.png .
      25 C / は次のように表現されます。 auto_TvtRew.15.06.png.
    • したがって, A 1 + B 2 + * 25 C / + は次のようになります。auto_RLAYFy.15.14.png.
    • auto_OPikSS.15.23.png は不正解で, A 1 B 2 25 C / + + * + の表現となります。
    • auto_VAFT40.15.32.png も不正解で,元の式にはないマイナス記号が含まれています。
    • auto_wtNWtE.15.40.png も不正解で, A 1 + B 2 + 25 C / + * の図となります。
  • 実際のコンピュータでは
    •  逆ポーランド記法は,コンパイラが内部で使用する形式です。コンパイラは,プログラミング言語をコンピュータが理解できる機械コードに変換する仕組みです。コンパイラは,中置記法(3+5など)で書かれた形式の式を逆ポーランド記法(3 5 +)に変換して処理を行います。逆ポーランド記法では,演算子が最後に来るので,後置記法とも呼ばれます。
    • 情報科学の分野では、しばしば木構造が抽象データ型として使われます。木構造の中の各ノードは、1つの親と複数の子とつながっています。子をふたつずつ持っている木構造を二分木といいます。数式は、演算子(+,×など)一つに対してと被演算子(5,3など)を2つずつもつ二分木に関連付けることができます。

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