2020-家電製品-解説

  • 考案国:日本
  • 正解
    • B, C, D, E
  • 説明
    • 製品は、つながっているスイッチが押されるたびに「オン/オフ」を繰り返します。1回目はオン、2回目はオフ、3回目はオン、4回目はオフ、のように、奇数回はオン、偶数回はオフになります。そこで、「オンにしたい製品には奇数個のスイッチがつながり、オフにしたい製品には偶数個のスイッチがつながる」ように考えてみましょう。
    • Aを押すとテレビとコーヒーメーカーをオンにできますが、掃除機もオンになってしまいます。そして、掃除機をオフにしようとしてEを押すとテレビもオフになってしまい、うまくいきません。
    • 次に、BとCを押すとコーヒーメーカーとテレビをオンにできますが、洗濯機と掃除機もオンになってしまいます(パソコンは2回押されるのでオフに戻ります)。そこでDとEを押してみると、洗濯機と掃除機はオフになり、テレビは2回押されるのでオンに戻ります。
  • 実際のコンピュータでは
    • この問題では、スイッチを押すと、電気製品のオンとオフが切り替わりました。このように、「電源がオンになっている」「電源がオフになっている」という「状態」が変化します。状態は「状態遷移図」でわかりやすく表現できます。下の図で、最初の状態「S0」ではすべての電気製品は電源がオフになっています。次にボタン「A」を押すと、「テレビとコーヒーメーカーと掃除機がオン」になっている状態「S1」に移ります。そしてもう一度ボタン「A」を押すと状態「S0」に戻ります。
    • コンピュータやスマートフォンのアプリも、「状態」を持って動いています。メールやメッセージのアプリでは、起動したときの一覧状態から、届いたメッセージを選ぶと詳細を表示する次の状態に移り、返信ボタンを押すと文字を入力する状態に移ります。
      画像の説明

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