2019-スカーフ制作機-解説
- 考案国:リトアニア
- 正解
- 説明
- 正解はAです。
図の上の中央にある草は続けて現れることができますが、図の下の中央にある木の枝は繰り返すことができないことに注意しましょう。また、図の出口の青い花から、入口の紫の花に戻ることはできません。
- 正解はAです。
- 実際のコンピュータでは
- この問題のように、入口から矢印をたどりながら「今どこにいて、次はどこに移る」を繰り返して出口に行けるかを表す図をオートマトンまたは状態遷移図と呼びます。
- オートマトンは、プログラムが文法通りに書かれていることを確認したり、PCやスマートフォンで入力された文字を日本語に変換する処理、電卓で数式が正しいことを確認する処理などで利用されています。
- たとえば、多くの電卓では「12+3=」を入力すると正しく計算が行われますが、「12++3=」はエラーになって計算されません。これは電卓の中に「数字の繰り返しと、演算記号と、数字の繰り返しと、最後に=」を表すオートマトンが定義されているため、正しい数式かどうかをチェックできているのです。