2014-木をたおそう-解説
- 正解は「15分」です。
- 「2匹が同時に2本の木をかじって倒(たお)してから,残りの1本を1匹がかじって倒す」と,10分と10分で合計20分が必要です。
- しかし,作業を工夫することで15分で3本の木を倒(たお)すことが可能です。
- ビーバーAは木1を5分間だけかじり,続いて木2を10分間かじって倒(たお)します。
- ビーバーBは木3を10分間かじって倒(たお)した後、続いて木1を5分間かじって倒(たお)します。
- 解説
- これは作業のスケジュールを考える問題です。
- コンピュータの内部では,1個から数個のCPUが数多くの処理を短い時間で切り替えながら実行しています。また,大量のデータの通信やプリンタでの印刷など時間のかかる処理も行っています。
- この問題のように,作業の割り当て方によって全体の処理時間が変わってしまうため,どのような処理にどれくらいの時間を割り当ててどのような順序で処理を行うかということは重要な問題です。
- 出題国: この問題はオーストラリアで作成されました。