CadetAnswer2011
カデット問題解説 (中学1年生・2年生)
- A
「都市」解答
- 正解は「63651」
- 人口の多い順なので、最後から2番目のビバリアはグラフの上から2番目になる。
- 解説
- ある規則で並んだデータの対応を読み取る問題です。
「白黒画像」解答
- 正解は「H」
- 左から「白の数」「黒の数」「白の数」「黒の数」の順に並んでいる。
黒 白 白 白 黒 黒 白 白 白 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 白 白 白 黒 黒 白 白 白 黒
- 左から「白の数」「黒の数」「白の数」「黒の数」の順に並んでいる。
- 解説
- 同じ値の並ぶ数でデータを表現する方法で、ランレングス符号と呼ばれます。
- 白い紙に文字を印刷した場合は、白の点が続く部分が多いため、少ないデータで画像を表現することができます。そのため、ファクシミリ(FAX)の送受信などで利用されています。
「ピザの配達」解答
- 正解は「4を出している家」
- 看板は8,4,2,1という2進数の値になっている。
- 11を表す組み合わせは「8,2,1」のみ。
- 解説
- ある数を表す2進数の各桁の組み合わせは1通りです。
- 11を2進数で表すと「1011」となり、4の位だけが0になります。
「ビボナッチ」解答
- 正解は「6」
- ビーバーは、自分より前の2人の数を足した数を答えていく。
- ひとりずつ当てはめていくと、6番目で13になり、10より大きい数になる。
番目 言う数 1 1 2 2 3 3 4 5 5 8 6 13
- 解説
- このような数の並びはフィボナッチ数列と呼ばれます。
- 正解は「63651」
- B
「お金の枚数」解答
- 正解は「3」
- 50ビブラを払うには、「32ビブラ1枚」と「16ビブラ1枚」と「2ビブラ1枚」の3枚で払うのがいちばん枚数が少ない。
- 解説
- お金は2進数の各桁に対応します。
- ある数を表す最小枚数の組み合わせは1通りになります。
「丸太運び」解答
- 正解は「大きい丸太1本と中くらいの丸太2本」
- 丸太とコインの関係を考えると、次のようになる。できるだけ、大きな丸太と中くらいの丸太を入れるのがよさそう。
- 大きな丸太は1kgあたりコイン1.67枚。
- 中くらいの丸太は1kgあたりコイン1.5枚。
- 小さな丸太は1kgあたりコイン0.5枚。
- 7kgのリュックサックに入れる組み合わせとして、大きな丸太を0本、1本、2本の場合を考えてみる。
- 大きな丸太0本+中くらいの丸太3本+小さな丸太1本=コイン9.5枚
- 大きな丸太1本+中くらいの丸太2本+小さな丸太0本=コイン11枚
- 大きな丸太2本+中くらいの丸太0本+小さな丸太1本=コイン10.5枚
- 丸太とコインの関係を考えると、次のようになる。できるだけ、大きな丸太と中くらいの丸太を入れるのがよさそう。
- 解説
- 入れられる量の決まったリュックサックに、どのような組み合わせで入れると最も効率がよいかという問題で、ナップザック問題と呼ばれます。
「お皿」解答
- 正解は
- 解説
- 最初は、左の山が10枚で、真ん中が3枚、右が2枚でした。
A B C D E F G 黒 黒 白 黒 白 白 白 黒 - 左の山の上から7枚をA,B,C,D,E,F,Gとすると、それらは「2,1,2,1,1,2,1」の順に真ん中と右の皿を振り分けられました。
G E D F B C 黒 黒 A 白 黒 白 白 白 黒 - これが問題に示された図になります。元の図と見比べてみると、A,B,C,D,E,F,Gはそれぞれ「黒、黒、白、白、白、白、黒」であることがわかります。
- 最初は、左の山が10枚で、真ん中が3枚、右が2枚でした。
「迷路」解答
- 正解は「B21」
- 解説
- 迷路をよく見ると、「D22」で下に降りると動けなくなることがわかります。「D21」「H22」「H24」は「D22」に行ってしまうので、入ると出られません。
- 同様に、「B11」から入った場合も、行き止まりで動けなくなります。
- 正解は「3」
- C
「宝探しの地図」解答
- 正解は「岩のところにある」
- たき火の場所を見ると、(1|8)は地図の右下からの位置であることがわかる。
- (X|Y)と考えると、縦がXで、横がYになる。
- 宝物は(7|4)の場所にある。地図で見ると岩の場所である。
- 解説
- 画面上の点の位置は、「左端からxドット、上端からyドット」のように、画面の端からの縦横の座標で表現することができます。
「貨物列車」解答
- 正解は「8回」
- 解説
- 次の手順で進めることができます。
1.BCAを上の線に入れて切り離す
BCA ◯DE 2.DEを下の線に入れて切り離す
BCA ◯DE 3.機関車をBCAと連結する
◯BCA DE 4.BCをAと切り離す
A ◯BC DE 5.BCを下の線に入れてDEと連結する
A ◯BCDE 6.機関車を切り離す
A ◯ BCDE 7.機関車をAと連結する
◯A BCDE 8.Aを下の線に入れてBCDEと連結する
◯ABCDE 「ミッシングピース」解答
- 正解は
- 解説
- 各行と各列で、白の数(または黒の数)が偶数になる条件を考えます。
- 上から3行目は、「両方白」か「両方黒」
- 上から4行目は、「白と黒」か「黒と白」
- 左から3列目は、「両方白」か「両方黒」
- 左から4列目は、「白と黒」か「黒と白」
- このように余分な情報をうまく活用することで、情報を伝達する過程で生じた誤りや欠損を訂正・復元することが可能になります。
- 各行と各列で、白の数(または黒の数)が偶数になる条件を考えます。
「ページの並べ方」解答
- 正解は
- 解説
- どのような折り方をしても、上下または左右のどちらかは連続したページになります。
- よく見ると、1つだけはすべてのページが奇数で連続していないことがわかります。
- 正解は「岩のところにある」
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