BenjaminAnswer2018

ベンジャミン問題解説(小学5年生・6年生)

  • A

    2018-ロボット-解説

    • 考案国:ラトビア
    • 正解
      • 「1と5」
    • 説明
      • 正解は「1と5」です。
        このように考えましょう。
        ・選択肢の文を読んで、正しいかそうでないか(真か偽か)を判断します。
        ・ANDを意味する「と」「どれも」「すべての」などの言葉と、ORを意味する「または」の言葉に注意してください。
    • 実際のコンピュータでは
      • コンピュータは「正しいかそうでないか」を意味する真偽値を使い、真偽値を「かつ」を意味するANDと「または」を意味するORを組み合わせて、プログラムやアルゴリズムで利用しています。

    2018-へびのダンス-解説

    • 考案国:オーストラリア
    • 正解
      • 画像の説明
    • 説明
      • 正解以外の絵は、以下のパターンに従っていないことがわかります。
        ・しっぽは、「伸ばす」と「曲げる」を交互に繰り返します。
        ・細い線は、「しっぽの近く」と「顔の近く」を交互に移動します。
        ・へびは全体として、時計回りに回転していきます。
    • 実際のコンピュータでは
      • データには、画像、文字、数字など、さまざまな形式があります。
        パターンの変化を観察することで、より一般的な問題を解決するための規則を作り出すことができます。

    2018-ハニーポット-解説

    • 考案国:オーストラリア
    • 正解
      • 「D→E→F」
    • 説明
      • D、E、Fが正解です。A、B、C、Gは遠回りになってしまいます。
    • 実際のコンピュータでは
      • コンピュータのネットワーク通信では、あるコンピュータから目的のコンピュータにデータを送るときに、最適な経路を通るように工夫されています。
  • B

    2018-ありの巣-解説

    • 考案国:オーストラリア
    • 正解
      • 「右, 上, 右, 下, 右, 上, 右」
    • 説明
      • それぞれの合図について、エンダになったつもりで「右に動く」「上に動く」のように指でたどりながら試してみましょう。
    • 実際のコンピュータでは
      • コンピュータは命令の通りに処理を進めます。間違った命令を与えると、間違った動きをしてしまいます。この問題では、間違った合図を出すと目的地に着くことができません。

    2018-島をつなぐ橋-解説

    • 考案国:イタリア
    • 正解
      • 「36」
    • 説明
      • 橋でつながっている2つの島の数を足し合わせると、いちばん小さい数は「25と12の37」で、すべてが37以上であることがわかります。
        橋でつながっていない2つの島の数を足し合わせると、いちばん大きい数は「11と25の36」で、すべてが36以下であることがわかります。
    • 実際のコンピュータでは
      • この問題の橋と島のような関係を表現するために、点と線で表現する「グラフ」というデータ構造が使われます。「36以下は橋を作らない」「37以上なら橋を作る」のような「条件によって処理を行うかを決める」条件分岐という考え方はコンピュータのプログラムで有効に利用されています。

    2018-レモネードパーティ-解説

    • 考案国:アメリカ
    • 正解
      • 画像の説明
    • 説明
      • 正解は「32リットル、4リットル、1リットル」の組み合わせです。
        大きな瓶から試していきましょう。37リットルから32リットルの瓶に入れると、残りは5リットル。5リットルから4リットルの瓶に入れると残りは1リットル。これはちょうど1リットルの瓶に入ります。
    • 実際のコンピュータでは
      • 私たちは生活の中で「1,10,100,1000,...」のように、10倍ずつの数を使う「10進法」で数を扱っています。
        コンピュータの中では、1,2,4,8,16,32,...のように、2倍ずつの数を使う「2進法」で数を扱っています。

    2018-キャンプ-解説

    • 考案国:韓国
    • 正解
      • 「海、山」
    • 説明
      • 公園に行くと、バドミントンのラケットと野球のグローブより右に、残りの3個が並びます。もう一箇所に行ったとしても、3個のうち1個は右に残ってしまいます。よって、公園には行っていないことがわかります。
    • 実際のコンピュータでは
      • この問題ではモノが横に並んだ配列を表しています。「いちばん最後に使ったものを端に移す」アルゴリズムはLRUと呼ばれ、日本語変換で漢字の候補を表示する際に使われています。
  • C

    2018-ぬり絵-解説

    • 考案国:イギリス
    • 正解例

      画像の説明

    • 説明
      • 3色で塗り分けることができますが、2色では塗り分けることはできません。正解例のように3色で塗り分けられると正解となります。
    • 実際のコンピュータでは

    2018-ふうせん-解説

    • 考案国:アイルランド
    • 正解
      • 「1と3」
    • 説明
      • AとC,DとBは同じに見えます。CをAに、DをBに、それぞれ置き換えて見比べてみましょう。
    • 実際のコンピュータでは
      • 文字の並びを比較することはコンピュータの処理でよく行われます。私たちが使う文字の検索でも、「Aとaのような大文字と小文字」「あとアのような仮名」を同一に扱う検索は便利に使われています。

    2018-水もれ-解説

    • 考案国:南アフリカ共和国
    • 正解
      • 「4」
    • 説明
      • 最初は、16軒の家のどこで水漏れがおきているか分かりません。
      • まず、15 個の中で真ん中の8軒目と9軒目のバルブを閉めます。メーターが動いてると1軒目〜8軒目のどこかで、メーターが止まると9軒目から16軒目のどこかで、水漏れがおきていることが分かります。つまり、水漏れがおきている可能性がある場所が16ヶ所から8ヶ所と、半分になります。
      • 水漏れがおきている可能性がある場所の真ん中のバルフを閉めることで 水漏れがおきている可能性がある場所を半分にするということを繰り返すと、2回目で可能性がある場所は4ヶ所となり、3回目で2ヶ所ととなり、4回目で1ヶ所、つまり、水漏れしている場所を特定できます。
    • 実際のコンピュータでは
      • 上の説明のように、目的のデータや障害の箇所を探すのに、対象を半分ずつに分けて探しているデータや原因がどちらにあるかを探していく方法を、二分探索といいます。
      • この問題では、原因を左から順に探していくと、最悪の場合は16回の検査が必要になってしまいます。4回で原因を特定できる二分探索のようなアルゴリズムは大量のデータを扱うときに有用です。

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