2023-ひみつの手紙
ひみつの手紙
コンテスト時の問題文中には,開いている手紙に書かれた数の合計に関する情報が,スパイが手紙を1通開ける前の状態のみが含まれており,スパイが手紙を1通開けた後の状態が記載されていませんでした。
そのため,十分な情報がないため,開けられた手紙を特定することはできない状態での出題となっていました。
参加された皆さまには,ご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんでした。
今後は,このようなことがないように再発防止に努めます。
なお,現在掲載している問題は,スパイが手紙を1通開けた後の状態を追記しております。
ビーバリア共和国には,秘密(ひみつ)の手紙をしまっておく大事な金庫があります。
この金庫には、1から16までの番号が付けられた場所に16通の手紙がしまってあります。
ある日,しまってある16通の手紙のうち10通はすでに開けられており,残りの6通はまだ開けられていませんでした。
その夜,敵(てき)のスパイがしのびこみ,開いていない手紙の1通を開けて,こっそり中身を読みました。
しかし,スパイはのぞき見をしたことがバレないように閉(と)じるのを忘(わす)れてしまいました。
次の朝,ビーバリア共和国は,下の絵のように開いた手紙が11通あることに気付き,調査に入りました。
ビーバリア共和国の情報(じょうほう)管理官は,すべての手紙について覚えているわけではありませんが,敵(てき)のスパイがしのびこむ前は以下のようだったことははっきり覚えています。
- C2列とC4列の開いている手紙に書かれている数の合計は偶数(ぐうすう)だった。
- C3列とC4列の開いている手紙に書かれている数の合計は偶数(ぐうすう)だった。
- R2行とR4行の開いている手紙に書かれている数の合計は偶数(ぐうすう)だった。
- R3行とR4行の開いている手紙に書かれている数の合計は偶数(ぐうすう)だった。
それが,次のように変わっていました。
- C2列とC4列の開いている手紙に書かれている数の合計は偶数(ぐうすう)のまま。
- C3列とC4列の開いている手紙に書かれている数の合計は偶数(ぐうすう)のまま。
- R2行とR4行の開いている手紙に書かれている数の合計は奇数(きすう)になった。
- R3行とR4行の開いている手紙に書かれている数の合計は奇数(きすう)になった。
チャレンジ:
敵(てき)のスパイによって開けられた手紙が入っていた金庫の番号はどれでしょう?