2022-4つのタイル-解説
- 考案国:ベルギー
- 正解
- 説明
- 下の図で、5枚のタイルに左からA,B,C,D,Eという名前を付けて考えてみましょう。
- 同じマークを持っているタイルを考えると、「A,B,C,E」「A,B,D,E」「B,C,D,E」の可能性があることがわかります。
- このうち、「A,B,C,D」と「B,C,D,E」は実際に置いていくと、3枚までは置けるものの、4枚目のタイルが合いません。
- 「A,B,D,E」は4枚を置けるので、使わないタイルはCになります。
- 実際のコンピュータでは
- この問題では、すべての条件を考えようとすると、「5枚のタイルで使われているマーク、同じマークを持っているタイルの組み合わせ、マークの描かれた位置、タイルの回転」などを考える必要があり、複雑になってしまいます。
- そこでまず、「同じマークを持っているタイルの組み合わせ」だけに注目して、4枚のタイルの候補を3種類に絞りました。
- このように、本質的な部分だけに着目して細部をひとまず無視して考えることを抽象化と呼び、プログラムを作る際などに利用されています。