BenjaminAnswer2011
ベンジャミン問題解説(小学5年生・6年生)
- A
「三原色」解答
- 正解は
- 最下行を見ると、青と緑の繰り返しになっている。また、右端の列を見ると、緑と赤の繰り返しになっている。
- 解説
- パソコンや携帯電話の画面では、「赤、緑、青」の三色を組み合わせることで、さまざまな色を表現しています。
- 元の絵
- 拡大図
「カエルのジャンプ」解答
- 正解は「0,0,0,6,6,6,4,4,2,2,4,4,1」
- カエルは最初に右に3回ジャンプする。右方向は0なので、並びは「0,0,0」で始まる。
- 解説
- コンピュータでは、「0,6」のような命令の並びで、動作を制御しています。
- このような命令の並びをプログラムと呼んでいます。
「謎のメッセージ」解答
- 正解は「たのしいね」
- 50音をそれぞれ3文字後ろにずらして暗号化しているので,3文字前にずらせば解読(復号)できる。
- て→た
- ふ→の
- そ→し
- お→い
- ひ→ね
- 解説
- 文字を決まった数だけ隣の文字と置き換える暗号です。
- 古代ローマのカエサルにちなんでシーザー暗号と呼ばれています。
- 正解は
- B
「都市」解答
- 正解は「63651」
- 人口の多い順なので、最後から2番目のビバリアはグラフの上から2番目になる。
- 解説
- ある規則で並んだデータの対応を読み取る問題です。
「白黒画像」解答
- 正解は「H」
- 左から「白の数」「黒の数」「白の数」「黒の数」の順に並んでいる。
黒 白 白 白 黒 黒 白 白 白 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 白 白 白 黒 黒 白 白 白 黒
- 左から「白の数」「黒の数」「白の数」「黒の数」の順に並んでいる。
- 解説
- 同じ値の並ぶ数でデータを表現する方法で、ランレングス符号と呼ばれます。
- 白い紙に文字を印刷した場合は、白の点が続く部分が多いため、少ないデータで画像を表現することができます。そのため、ファクシミリ(FAX)の送受信などで利用されています。
「ピザの配達」解答
- 正解は「4を出している家」
- 看板は8,4,2,1という2進数の値になっている。
- 11を表す組み合わせは「8,2,1」のみ。
- 解説
- ある数を表す2進数の各桁の組み合わせは1通りです。
- 11を2進数で表すと「1011」となり、4の位だけが0になります。
「宝探しの地図」解答
- 正解は「岩のところにある」
- たき火の場所を見ると、(1|8)は地図の右下からの位置であることがわかる。
- (X|Y)と考えると、縦がXで、横がYになる。
- 宝物は(7|4)の場所にある。地図で見ると岩の場所である。
- 解説
- 画面上の点の位置は、「左端からxドット、上端からyドット」のように、画面の端からの縦横の座標で表現することができます。
- 正解は「63651」
- C
「ビボナッチ」解答
- 正解は「6」
- ビーバーは、自分より前の2人の数を足した数を答えていく。
- ひとりずつ当てはめていくと、6番目で13になり、10より大きい数になる。
番目 言う数 1 1 2 2 3 3 4 5 5 8 6 13
- 解説
- このような数の並びはフィボナッチ数列と呼ばれます。
「飛行機格納庫」解答
- 正解は「4」
- 大型機を4機入れる配置は、大きく3通りあります。
- 大型機を「左の格納庫に縦に1機」「真ん中の格納庫に横に2機」「右の格納庫に横に1機」置いたときは、小型機は「左の格納庫に3機」「右の格納庫に1機」の計4機置けます。
- 大型機を「左の格納庫に横に2機」「真ん中の格納庫に横に2機」「右の格納庫に0機」置いたときは、小型機は「右の格納庫に3機」の計3機置けます。
- 大型機を「左の格納庫に横に2機」「真ん中の格納庫に横に1機」「右の格納庫に横に1機」置いたときは、小型機は「真ん中の格納庫に2機」「右の格納庫に1機」の計3機置けます。
- よって,小型機は「左の格納庫に3機」,「真ん中の格納庫に0機」、「右の格納庫に1機」の計4機を配置することが最大になります。
- 大型機を4機入れる配置は、大きく3通りあります。
- 解説
- ある領域に、できるだけ無駄のないように配置する問題で、詰め込み問題と呼ばれます。
- CPUなどVLSIの設計時に、どのようにモジュールを配置するかなどの検討に用いられています。
「丸太運び」解答
- 正解は「大きい丸太1本と中くらいの丸太2本」
- 丸太とコインの関係を考えると、次のようになる。できるだけ、大きな丸太と中くらいの丸太を入れるのがよさそう。
- 大きな丸太は1kgあたりコイン1.67枚。
- 中くらいの丸太は1kgあたりコイン1.5枚。
- 小さな丸太は1kgあたりコイン0.5枚。
- 7kgのリュックサックに入れる組み合わせとして、大きな丸太を0本、1本、2本の場合を考えてみる。
- 大きな丸太0本+中くらいの丸太3本+小さな丸太1本=コイン9.5枚
- 大きな丸太1本+中くらいの丸太2本+小さな丸太0本=コイン11枚
- 大きな丸太2本+中くらいの丸太0本+小さな丸太1本=コイン10.5枚
- 丸太とコインの関係を考えると、次のようになる。できるだけ、大きな丸太と中くらいの丸太を入れるのがよさそう。
- 解説
- 入れられる量の決まったリュックサックに、どのような組み合わせで入れると最も効率がよいかという問題で、ナップザック問題と呼ばれます。
- 正解は「6」